名古屋駅太閤通口「椿地区」は、駅前の通りに面する大型家電店や飲食店、ホテルなどを中心として多くの来街者で賑わうが、地区全体を見渡すと社会情勢の変化や不況に伴う経済の衰退が著しく、それに伴ってさまざまな課題も存在する。
特に、空家、空室の増加は大きな課題であり、この地域にふさわしくない違法店の出店やそれに伴うイメージの悪化などの問題もあり、これら根源的な課題の解決が不可欠と言える。
また、居住人口の減少や、高齢化、価値観の多様化に伴い、これまでの町内会を単位とした取り組みにも限界が見られる事から、新たに町内会の枠を超えて取組んでいく必要性も認められる。これら「椿地区」の現状を踏まえ、この地区の関係者が主体となり、関係機関と連携しながら当地区に関わる人々が笑顔で活動できる事を目指し、まちづくりを進めるための協議会を設置する。

- 一、夢をもって将来を展望し、当地区の健全な活性化が名古屋ひいては日本国の発展に寄与する事を目指す。
- 一、経済不況下、空き店舗が当地区にとって好ましくない店舗に転換する事を防止する。
- 一、通行人や地区の関係者が不利益を被る、行過ぎた勧誘や過激な看板等に対し、一定のルールを策定、実施する。
- 一、各店舗の営業権を尊重し、秩序ある共存、発展を目指す。
- 一、街の賑わい作りの為、イベント等の開催可能性を探る。
- 一、業種、業態転換を含めた「街づくり」の方向性を探り、当地区に関わる皆さんとスクラムを組んで賑やかな街の復活を期する。
- 一、各地まちづくり団体との連携。
- 一、安心安全、暴力の無い街づくりを目指す。。
名称 | 名古屋駅太閤通口まちづくり協議会 |
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対象 | 椿地区町内会、建物関係者、商店関係者、店舗関係者、地権者等 |
設立計画 | 平成24年3月 設立準備会 平成24年4月か5月 設立総会開催 |
会長 | 西川 富夫 【経歴】 ・昭和16年名古屋生まれ ・明和高校、名古屋大学工学部 卒 ・名古屋鉄道入社、代表取締役副社長就任 ・愛知県経営者協会副会長、牛島市街地開発組合理事長 名鉄グランドホテル・名鉄犬山ホテル・名鉄豊田ホテルなどを歴任し、 平成24年6月に退社。 |
副会長 | 地元関係者 |
総会・幹事会 | 総会を最高議決機関とし、幹事会(数名)を常設執行機関とする。 |
委員会活動 | 一、街の雰囲気(対性風俗店舗対策)委員会 一、街の賑わい(文化祭や振興策)委員会 一、街の方向性(空店舗対策)委員会など 幹事が委員長を兼任 |
暫定年会費 | 団体・法人会員20,000円 / 個人会員2,000円 |